【商社】配当+資源ビジネスで魅力倍増!高配当株おすすめ5選(2025年版)
商社株は、資源ビジネスを中核としながらも、多角的に事業展開しており、景気変動に強い業種の一つです。特に近年は、エネルギー価格の高騰や世界的なインフレを背景に利益を伸ばす企業が多く、配当利回りの高さが改めて注目されています。この記事では、投資初心者にもわかりやすく、2025年に注目の商社系高配当株を5社紹介します。
商社株とは?なぜ注目されているのか
総合商社とは、エネルギー、金属、食料品、機械、化学品、不動産など、多岐にわたる事業を展開している企業群のことです。国内外の取引や投資を通じてビジネスを広げており、経済の変化に柔軟に対応できるのが特徴です。特に資源価格が高騰している時期には業績が大きく伸び、その結果、配当の増加にもつながります。
- 複数の事業を持つため、リスク分散が自然とできる
- グローバル展開で安定収益を確保しやすい
- 配当性向が高く、安定的なインカムゲインが得られる
2025年注目の商社系高配当株5選
銘柄名 | 予想配当利回り | ポイント |
---|---|---|
三菱商事(8058) | 約4.3% | 資源分野を中心に安定した収益基盤。高い自己資本比率と配当性向が魅力。 |
住友商事(8053) | 約4.5% | インフラ、資源、輸送など広範な事業領域。2024年度に増配実績あり。 |
三井物産(8031) | 約3.9% | 資源に加え、ヘルスケアやIT投資にも積極的。将来の成長性に期待。 |
伊藤忠商事(8001) | 約3.5% | 非資源系ビジネスが中心。安定した利益体質でディフェンシブな特性。 |
丸紅(8002) | 約4.0% | 再エネや海外電力事業への投資が拡大。ESG投資にも対応。 |
初心者が商社株に投資するメリット
- 高配当利回り:インカムゲインを重視した資産運用に最適
- 事業の分散性:単一セクターに依存しないため、リスクを抑えやすい
- NISAと相性◎:配当金が非課税枠内で受け取れる
- 情報量が多い:大手企業なので情報収集がしやすく、初心者も安心
注意点:商社株のリスクとは?
商社株は多様なメリットがありますが、リスクも無視できません。特に資源価格や為替レートの変動には注意が必要です。資源市況に大きく依存する企業ほど、原油や鉄鉱石などの価格下落で業績が一気に落ち込むケースもあります。
- 資源価格が下落すると収益が減少
- 為替(円高)で海外収益が目減りする可能性
- 海外投資の失敗リスク(新興国の不安定性など)
分散投資と組み合わせでリスクを最小限に
個別の商社株だけに資産を集中させるのではなく、ETF(上場投資信託)や他の高配当株とも組み合わせて投資することで、リスクを分散することが重要です。たとえば「日本高配当株ETF(1478)」や「iシェアーズ・コア 日本株高配当(1479)」なども検討の余地があります。
まとめ|商社株は「安定配当+成長性」の両取りを狙える優良銘柄
2025年の商社株は、資源高と円安を背景に好業績が見込まれ、高配当を狙いたい投資家には非常に魅力的な選択肢です。特にNISAとの相性も良いため、非課税で配当収入を得られる点も強みです。
長期的な資産形成を目指すなら、成長性と安定性を兼ね備えた商社株のポートフォリオへの組み入れは、十分に検討する価値があります。
関連記事: 日本の高配当株おすすめ5選【2025年版】
コメント