【2025年版】日本のインフレ率はどれくらい？物価上昇の理由と資産を守る方法

最近「物価が高くなった」と感じていませんか？本記事では、2025年現在の日本のインフレ率とその背景、インフレによってお金の価値がどう変わるのか、そして初心者でも始めやすいインフレ対策についてわかりやすく解説します。

2025年現在の日本のインフレ率とは？

総務省が発表した2025年4月の消費者物価指数（CPI）は、前年同月比で＋3.6％となりました。これは、ガソリン・電気代・食品といった日常生活に直結する品目の価格が軒並み上昇していることを意味します。

特に注目すべきは「コアCPI（生鮮食品を除く指数）」でも＋3.2％と高い水準を保っている点です。これは一時的な物価変動ではなく、持続的なインフレ傾向が続いていることを示しています。

これらが複合的に作用し、インフレが家計に影響を与えているのです。

例えば、現在100万円の貯金があったとします。インフレ率が年3％で10年続くと、そのお金の「実質的な価値」は以下のように目減りします：

100万円 ×（1 – 0.03）^10 ≒ 約74万円

つまり、物価が上がる一方で、お金の価値は減ってしまうということ。貯金だけではこのリスクを防げません。

無理に全てを始める必要はありませんが、「まずは少額で始めてみる」ことが重要です。

インフレは自分ではコントロールできませんが、資産運用で守ることは可能です。2025年の今だからこそ、「貯金だけ」から一歩踏み出して、少しずつ資産を育てていきましょう。

次回は「初心者が最初に選ぶべき投資信託」について解説予定です。